原子力発電所では発電に使用されたウラン燃料は使用済燃料ピットなどに貯蔵されます。使用済燃料ピットには水を張り、冷却設備を備えることで使用済燃料の冷却及び放射線の遮蔽が行われています。自然災害などで発電所の電源が消失した際にも非常電源を用いてピット内は冷却や水位、温度の管理を行う必要があります。
事例紹介
使用済み燃料ピット水温計
- 測温抵抗体
- 電力
特徴
弊社では非常時に対応できるバックアップ対策として可搬式の冷却温度、水位を計測するセンサを製作いたしました。本機は地震などの大規模災害が発生し、常用電源が使用出来ない状況に陥った際に、非常用電源に切替後に使用する想定で、取り付ける環境条件の影響を受けにくい簡素な構造とし、フロート式の水位計及び測温抵抗体により水位及び温度の計測を行う事が出来ます。