製品紹介

精密デジタル温度計milliK

  • 二次校正機関用モデル
  • 低温
  • 中温
  • 高温
  • 温度指示計
  • 比較校正
  • 標準温度計
  • 高精度

MODEL milliK
MODEL millisKanner(最大チャンネル数 33)

特徴

広範囲な温度センサに接続可能
SPRT、 PRT、サーミスタ、熱電対、そして4-20mA トランスミッタ

高精度
PRT接続時 ±5ppm 以下、熱電対接続時 ±2μV以下、トランスミッタ接続時 ±1μ

Isotech温度校正装置を制御、動作記録が可能
高容量のロギング機能

直流絶縁
2 チャンネルの信号入力部は相互に絶縁をとっているばかりでなく、4-20mA の信号入力部とも絶縁をとっています。この仕様により、2重グランドで発生するトラブルを削減でき、安全性能、ノイズ耐力は増強できます。

高分解
表示分解能は0.0001℃(0.1mK)です。内蔵するΣ⊿A/D コンバータが高精度なデータ計測を行います。PRT 入力を考えると、28μΩで0.00007℃(0.07mK)に相当する分解能になります。

拡張性
milliskanner を1 台使用すると8 チャネルの入力ポートが増設でき、各々にSPRT、PRT、サーミスタ、または熱電対を割り当てられます。最大で4 台のmilliskanner を増設でき、32 チャンネル入力可能になるが、全ての制御はmilliK のスクリーン、またはRS232C を介して行えます。

機器接続と通信
USB とホスト間の通信で、2 個のシリアルI/F とイーサネットポートがあってmillik の接続を容易にしています。
それは卓上の計測システムを構築するにしても、LAN を使った広域システムを構築する場合でも活用できます。これらI/F は標準で装備しています。
milliK にはPC 接続用の通信ケーブルとソフトウェアを同梱しています。

校正の方法
milliK は抵抗標準、電圧標準を使用して校正します。
装置内部に調整箇所はなく、校正コマンドをシリアル通信ポートから送信するか、前面パネルで操作(パスワードで保護)するかで行えます。
この手順は公開しており、文書で説明しています。他の一部計測器のように、校正のためにメーカに戻すことは必要ありません。

仕様

 

測定レンジ SPRT 0 ~ 115Ω
PRT 0 ~ 460Ω
サーミスタ 0 ~  32kΩ
0 ~ 130kΩ
0 ~ 490kΩ
熱電対 ±115mV
単位 ℃、oF、K、Ω、mV、mA
温度精度 SPRT/PRT (0℃時):4mK
(全レンジ):7mK
サーミスタ 150 ppm
熱電対 Type B :±0.46℃
Type E :±0.06℃
Type J :±0.07℃
Type K :±0.10℃
Type L :±0.07℃
Type N :±0.12℃
Type R :±0.34℃
Type S :±0.38℃
Type T :±0.09℃
Au-Pt :±0.23℃
分解能 抵抗(PRT) 0.00001Ω
サーミスタ 0.001Ω
電圧 0.00001mV
電流 0.001mA
温度 0.0001℃
温度変換 PRT IEC60751(2008),CVD,ITS90
熱電対 EC584- 1 1995(B,E,J,K,N,R,S,T),L,Au- Pt
サーミスタ Steinhart-Hart,polynomial
規定電流 SPRT/PRT 1mA/1.428mA±0.4%(反転)
サーミスタ 5μV(反転)
入力コネクタ SPRT/PRT LemoEPG.1B306.HLN 6
熱電対 ミニチュア熱電対ソケット
4-20mA 4mm ソケット
インターフェース イーサネット,USB(2.0),2×RS232
ディスプレイ:89mm/3.5”QVGA(320×240)
記録容量 4GB
電源 88 ~ 264V,47 ~ 63Hz,6W または4×AA 電池
寸法 255×255×114mm,2.25kg
オプション キャリングケース