企業情報
認証・認定資格案内
溶接施工法確認検査記録(PQR)
圧力機器及び圧力配管に関わる溶接に関し、適用法規(規格)では、耐圧部の溶接及びフック、ラグ等の非耐圧部品を耐圧部に溶接する場合の溶接の方法、母材の種類、溶接棒の種類,予熱の温度、応力除去の方法 シールドガスの種類等に応じて、適用される法規(規格)で要求された試験を行い、あらかじめ確認された溶接施工方法で溶接するように要求されております。
当社の製品の一つであるフランジ付きサーモウエルのフランジとウエルの溶接においても、適用される法規に基づき認定された溶接士、溶接施工法 及び溶接施工法確認検査記録が必要となります。
当社では、適用法規(規格)で要求されている溶接に対する品質を確保する事が、溶接に関するあらゆるトラブルを未然に防ぎ、対象機器、プラントの安定操業のために必要不可欠であると考え、各適用法規(規格)に合致した溶接士、溶接施工法認定を取得することにより、溶接士技量及び溶接品質の維持向上に努めております。
ロシア圏の認証
当社では、関税同盟適合証明および計測機器型式承認証明を取得しております。製品の安全性および品質が認められこれらの認証書の発行が可能です。
1.関税同盟適合証明
爆発性雰囲気での使用の機器装置 TR CU 012/2011 を認証取得しました。
この認証は従来の GOST-R 防爆に代わる関税同盟適用証明/EAC認証(防爆)であり、ロシアだけでなくカザフスタン、ベラルーシなどユーラシア経済連合(EEU)/旧関税同盟(CU : Custom Union)の 技術基準(TR : Technical Regulations)に準拠したシース熱電対、シース測温抵抗体の防爆製品となります。
2.計測機器型式承認証明
ロシア連邦技術規格計量庁の計測機器型式承認証明(Metrology Pattern Approval)としまして、シース熱電対、保護管形熱電対、シース測温抵抗体、保護管形測温抵抗体の認証を取得しています。
ATEX(防爆指令)適合温度センサ
当社はATEX(防爆指令)に基づく 「CEマーキング」 の対応が可能です。
CEマーキングは、ヨーロッパ連合(EU)及び欧州基準を適用する諸外国で販売する製品に表示しなくてはならないマークであります。このCEマーキングは既に各種機器や部品、家電製品、圧力機器など、さまざまな製品に対して表示を義務付けられ、実施されています。ATEXはフランス語の「Atmospheres Explosibles」(爆発性雰囲気)の意で、EC加盟国域内で、製造、販売、流通、設置される爆発性雰囲気での使用を目的とした電気機器や災害防止システムは規制の対象となります。
当社では、ATEX指令に従った、製品の安全を立証する各種技術データをまとめ認証機関の監査を受け「CEマーキング」の対応が可能となっております。
【認証製品】
多対式温度センサ、一対式温度センサ
【認証事業所】
高槻工場(大阪府高槻市)、YAMARI SINGAPORE PTE LTD(シンガポール)、Yamari India Tenmperature Sensor Pvt Ltd(インド)
国内防爆適合多対式温度センサ
当社の多対式温度センサは、ATEX防爆指令に引き続き日本国内での耐圧防爆への対応が新たに可能となりました。
耐圧防爆構造は、容器の内部に侵入した爆発性雰囲気による内部爆発に対して、損傷を受けることなく耐え、かつ、容器の全ての接合部又は構造上の開口部を通して外部の対象とするガス又は蒸気の爆発性雰囲気への引火を生ずる事のない電気機器の防爆構造です。
従って、爆発の可能性があるような危険な場所においても使用可能となります。
【検定機関】産業安全技術協会
【特徴】強度に優れたステンレス製
【保護等級】IP67(IEC)
耐圧防爆構造温度センサ
日本(産業安全技術協会)
ヨーロッパ(ATEX)
ロシア(TR CU)
アメリカ(FM)
中国(NEPSI)
韓国(KOSHA)
当社では、上記に掲げております日本(産業安全技術協会)、ヨーロッパ(ATEX)、ロシア(TR CU)の多種多様の耐圧防爆温度センサ以外に、アメリカ(FM)、中国(NEPSI)および韓国(KOSHA)の各機関についても防爆等級 C1.I Div.1 Gr.A/B/C/DまたはⅡCT6にて認証取得しておりますので、水素・アセチレンを始めとするすべてのガス・蒸気雰囲気での使用が可能な温度センサの提供が可能です。
また、ヨーロッパ(ATEX)およびアメリカ(FM)におきましては、粉塵防爆も兼ね合わせて認証を得ておりますので、金属・石炭・穀物等の粉塵雰囲気においても使用が可能です。
船級承認
当社では、日本海事協会(ClassNK)、アメリカ船級協会(ABS)、ロイド船級協会(LR)より温度センサーの型式承認を得ており、船舶用温度センサの提供が可能です。
日本海事協会(ClassNK)
アメリカ船級協会(ABS)
ロイド船級協会(LR)
船舶に使用される温度センサの要求事項として、耐振性能は非常に重要な項目です。 当社は、日本海事協会(ClassNK)、アメリカ船級協会(ABS)、ロイド船級協会(LR)の申請に際し、各規格の要求事項を満足するばかりでなく、より耐久性に優れたRTDやサーモウエルへの挿入構造を開発しました。 また、マシナリーやカーゴに必要とされる様々なタイプのセンサの認証を取得しております。 詳しくは、当社営業にお問い合わせください。
【ウエル形状】
固有振動数120Hz以上の設計
【センサ】
超耐振構造 ①
特殊減衰構造 ②③(特許第6094707号)
特殊減衰構造製品
通常品 振動試験トレンド
特殊減衰構造品 振動試験トレンド
機能安全IEC61508認証(熱電対、測温抵抗体)
機能安全に関する規格IEC61508とは
・生産装置や機械による重大事故を未然に防ぐために制定された規格。
・生産装置や機械を運転する際に想定される危険度合を事前に想定し、危険度合に応じたレベルのセンサ、コンポーネント、制御方法を使うことで、事故が発生する確率を可能な限り低く抑えるアプローチ。
・グローバルな先進企業において導入が加速。
メリット
・山里温度センサはIEC61508 SIL3 レベル適合。
・第三者認証による国際規格(IEC)への適合証明。
・SIL3 レベルの高い信頼性の温度センサにより、装置の信頼性upやメンテナンスコストの低減。
機能安全IEC61508認証(熱電対、測温抵抗体)
exida殿のWebサイトにも掲載されております。
JIS認証
JISマーク表示制度は、様々な製品に活用されています。
JISマーク表示制度は、産業標準化法に基づいた第三者製品認証制度です。
この認証制度を活用することで、製造事業者はJISマークを製品に表示することができる制度です。
国に登録された認証機関が以下の点を審査することで、JISに適合した品質を認めています。
・製造事業者の品質管理体制
・製品試験(製品の品質等がJIS規格に適合していることを確認)
現在、当社では、JISマークの表示(JIS認証)されたシース熱電対を生産することができます。これは当社の優れた品質が認められた証です。
ISO/IEC17025(JCSS)・MRA認定
JCSSはISO/IEC17025を認定基準とする計量法に基づく校正事業者登録制度です。
当社標準室は国際MRA対応認定事業者として”温度の校正”を行っています。
当社が発行するJCSS認定シンボル付き校正証明書はILAC及びAPACのMRA加盟国間で受け入れが可能です。