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補償導線

熱電対と同材質、またはきわめて類似した熱起電力特性をもった導線です。
使用温度、周囲条件によって、低温用、高温用、耐湿用、耐油用、耐磨耗衝撃用など複合条件に合わせて絶縁外装材料を変える必要があります。

用途

熱電対を計器まで延長しようとする時、その距離が長い場合は、熱電対線が高価になることや、ノイズ等の障害によって測定精度が低下することなどの問題点があります。それらの問題点を解消するために補償導線を使用します。

種類の記号

熱電対の種類、精度をご確認の上、種類を選定してください。

組み合わせて
使用する
熱電対の種類
導体材質 JIS C 1610-1995 JIS C 1610-2012
(IEC規格色)
補償接点
温度(℃)
許容差(μV)
記号1995年 カラー(区分1) カラー(区分2) 記号2012年 カラー クラス1 クラス2
J1 J2 J3
B BC BC 0~100
R 銅ニッケル合金 RCA RCA 0~100 ±30
銅ニッケル合金 RCB RCB 0~200 ±60
S 銅ニッケル合金 SCA SCA 0~100 ±30
銅ニッケル合金 SCB SCB 0~200 ±60
N ニッケルクロム合金 ニッケルシリコン合金 NX NX -25~200 ±60 ±100
銅ニッケル合金 銅ニッケル合金 NC NC 0~150 ±100
K ニッケルクロム合金 ニッケル合金 KX KX -25~200 ±60 ±100
銅ニッケル合金 KCB KCA 0~150 ±100
銅ニッケル合金 KCC KCB 0~100 ±100
E ニッケルクロム合金 銅ニッケル合金 EX EX -25~200 ±120 ±200
J 銅ニッケル合金 JX JX -25~200 ±85 ±140
T 銅ニッケル合金 TX TX -25~100 ±30 ±60
注1) 補償導線の種類の記号は、組み合わせて使用する熱電対の種類と心線の材質とによって表し、組み合わせて使用する熱電対と同じ材質で構成されるエクステンション形心線を示す記号はX、組み合わせて使用する熱電対と異なる材質で構成されるコンペンセーション形心線を示す記号はCとする。
尚、コンペンセーション形心線の記号は、許容差又は補償接点温度による種類分けがある場合にはA又はBを付して区分する。
注2) 記号KCAは、1995年改正時の記号KCBで、1981年改正時にWXと称していたもの。
記号KCBは、1995年改正時の記号KCCで、1981年改正時にVXと称していたもの。