自己制御型ヒータ
凍結防止から高温に至までのヒートトレースを用途に応じ設計、施工(制御盤、電気工事、保温工事他)しております。
※自己制御型ヒータは、米国「サーモン社」で開発されたヒータです。
特徴
- 自己の温度が低くなるほど出力が増加し、高くなると減少する
- 重ね巻きをしても局所加熱でヒータが焼けることがなく、非常に安全度の高い
- 小規模、簡易な加熱の場合には自己制御性だけで温度保持をさせることができる
- 屈曲性、柔軟性、耐腐食性に優れ、施工面においてもその端末処理の簡単さなど非常に扱い易い
※自己制御型ヒータの「自己制御」は温度が高くなると出力が減少し、温度が上がり過ぎない特徴のことであり希望する温度で制御するには温度センサ・温度調節計が必要です。
仕様
種類 | イメージ | 主な用途 | 使用温度範囲 |
---|---|---|---|
許容耐熱温度 | |||
BSX | ![]() |
凍結防止 65℃までの温度保持 金属配管・装置 非金属配管・装置 プロセス温度保持 |
65°C (150°F) |
85°C (185°F) | |||
HTSX | ![]() |
凍結防止 150℃までの温度保持 金属配管・装置 プロセス温度保持 |
150°C (302°F) |
250°C (482°F) | |||
VSX | ![]() |
凍結防止 149℃までの温度保持 金属配管・装置 プロセス温度保持 |
149°C (300°F) |
232°C (450°F) |