金属凝固転用低温・中温・高温標準炉
MODEL 17701 低温炉 50℃ ~ 500℃ インジウム、すず、亜鉛
MODEL 17703 中温炉 50℃ ~ 700℃ インジウム、すず、亜鉛、アルミニウム
MODEL 465 高温炉 250℃ ~ 1200℃ 亜鉛、アルミニウム、銀、金、銅
特徴
■プラトー持続時間:
MODEL 17701 約 6 時間
MODEL 17703 約 10 時間
MODEL 465 約 12 時間
(ただし使用方法と周囲環境による)
■温度範囲:
MODEL 17701 50℃ ~ 500℃
MODEL 17703 50℃ ~ 700℃
MODEL 465 250℃ ~ 1,200℃
これらの炉は、高純度金属の凝固点を実現するアイソテック社製金属凝固点セル専用に設計されたものです。
インジウム、すず、鉛、亜鉛の凝固点セル用 低温炉
MODEL 17701 はシングルゾーンヒータを用いた低価格モデルです。炉心に熱容量の大きいブロックを使用し、凝固点セル内のインジウム、すず、ビスマス、カドミウム、鉛、亜鉛の溶融と再凝固に使用されます。また安全のために過熱時電力遮断装置と温度ヒューズを備えています。
インジウム、すず、鉛、亜鉛、アルミニウムの凝固点セル用 中温炉
MODEL 17703 は、炉心に熱容量の大きいブロックと 3 ゾーンヒータを採用した標準炉で、凝固点セル内のインジウム、すず、ビスマス、カドミウム、鉛、亜鉛およびアルミニウムの溶融と再凝固に使用されます。温度制御用センサは白金抵抗温度計または N 熱電対で、比例式デジタルコントローラを駆動します。また安全のために過熱時電力遮断装置と温度ヒューズを標準装備しています。
亜鉛、錫、アルミニウム、銀、金、銅の凝固点セル用 高温炉
MODEL 465 は、 3 ゾーンの高温炉で、凝固点セル内のアルミニウム、銀、銅の溶融と再凝固に使用されます。温度制御用センサは N 熱電対で、デジタルコントローラを駆動させます。安全のために過熱時電力遮断装置を備えています。
標準白金抵抗温度計を校正する際には、水の三重点において安定性が達成されるまでアニールするのが標準的な手法です。
仕様
標準炉 | 寸法 | 幅 600 ×高さ 960 ×奥行 560 mm |
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質量 | 115 kg (梱包込質量 161 kg) (低温・中温・高温標準炉共、寸法と質量は同じです。) |
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電源電圧/周波数 | MODEL 17701 | 108 ~ 130 V, 50 / 60 Hz または 208 ~ 240 V, 50 / 60 Hz,1.5kw |
MODEL 17703 | 108 ~ 130 V, 50 / 60 Hz または 208 ~ 240 V, 50 / 60 Hz,3.0kw |
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MODEL 465 | 108 ~ 130 Vまたは 230 V, 50 / 60 Hz,3.0kw | |
発注仕様 | MODEL 17701 低温炉 MODEL 17703 中温炉 MODEL 465 高温炉 |
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通信インターフェース | イーサネットとUSBホスト | |
オプション | センサアニール用アダプタ 各種セルについては標準サイズ金属定点セル(密封型/開放型)を参照ください。 |