平行管式液体層流型攪拌槽915
- 二次校正機関用モデル
- 低温
- 中温
- 定点校正
- 比較校正
- 温度実現炉
- 高精度
MODEL 915LW 外部2段チラー
MODEL 915MW 外部1段チラー
MODEL 915H
製品紹介
MODEL 915LW 外部2段チラー
MODEL 915MW 外部1段チラー
MODEL 915H
■ 温度範囲
MODEL 915 LW -65℃ ~ 40℃
MODEL 915 MW -30℃ ~ 40℃
MODEL 915 H 30℃ ~ 300℃
(注)周囲温度20℃の場合です。
■安定性:±0.6 mK~±7mk(セットアップ環境により変わります)
高度な技術を駆使した比較校正用液体攪拌槽
「915」は英国国立物理研究所の開発設計に基づく比較校正用液体攪拌槽で、アイソテック社が英国国家認証校正サービス制度(UKAS)に基づく認証を取得する際に高く評価された「ニクソン」並行管式液体層流型攪拌槽を発展させ、性能を追及した校正装置です。ガラス温度計、白金抵抗温度計、熱電対その他工業用センサの校正に適しております。「915」の校正温度範囲は -65 ~ 300 ℃でエタノール、水あるいはシリコンオイルを使用することにより広範囲の校正ができます。
機能と性能を追及した装置です
攪拌チェンバーの内部では熱媒液はモータ式攪拌機により特殊設計されたオリフィスを通過し下側に押し出されます。オリフィスの下側にはMIカートリッジヒータと温度制御用センサがあり、熱媒液はそこを通過し内径100 mm深さ 400 mmの第 2 の円筒状校正チェンバーの下から上へと流れ、再び攪拌チェンバーへと環流します。この装置には熱媒液が温められ膨張してもオーバーフローしないようにチェンバーの上部には大容量のトレイが装備されています。熱媒液に触れる部分はすべて SUS316 を使用しており、熱が外部に放出されるのを抑える為の断熱処理も施されています。熱媒液の量は経済性を考慮して 7L と少量になっています。また熱媒液の交換を容易にする為に大容量の排液口を設けております。冷却器のプローブが攪拌チェンバーの真下に装着されるよう斜めに挿入する構造になっており、冷却器には環境保護を考慮したガスを使用しております。なお本機は定点セルを用いた定点実現装置としても使用できます。
寸法 | 幅 580 ×高さ 1,020 ×奥行 640 mm | |
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熱媒液の容量 | 約 7 L | |
冷却器 | 1 段階冷却器(915MW) 2 段階冷却器(915LW) | |
校正槽容積 | 内径 100 ×深さ 400 mm(深さ530 mmオプション有り) | |
電源電圧/周波数 | 110V 50 Hz 又は 60 Hz いずれかを指定(1kW) 240 V 50 Hz 又は 60 Hz いずれかを指定(1kW) (昇圧トランスをご必要な場合、弊社までお問合せ下さい) |
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質量 | 915LW | 90 kg |
915MW | 75 kg | |
915H | 45 kg | |
通信インターフェース | RS 422↔232 | |
オプション | ガラス温度計サポートキット 定点セルホルダ 冷却コイル 校正管カバー・均熱ブロックサポートキット 熱媒液 |