水の三重点装置
- 一次校正機関用モデル
- 低温
- 定点校正
- 温度実現炉
JARRETT 水の三重点セル
MODEL 18233 水の三重点保持槽
製品紹介
JARRETT 水の三重点セル
MODEL 18233 水の三重点保持槽
■ 温度制御精度:±2 mK
■ セルの三重点精度:±0.1 mK~1mK
■ 三重点持続時間:約 3 ~ 6 週間
白金抵抗温度計の校正基準となる水の三重点
水の三重点 273.16 K(0.01 ℃)は ITS – 90 の中心点であり、一次校正機関で白金抵抗温度計を抵抗比で校正する際の基準とされる定点です。校正用標準温度計の性能・精度保証には使用ごとに水の三重点で測定を行い、その結果を管理チャートに記録する方法が採用されています。標準温度計が前回の値を再現していれば温度計に変動がないことが確認でき、再校正に要する費用を節減することができます。
4 本のセルを同時に保持できる三重点保持槽
水の三重点保持槽は、 4 本までの三重点セルを相平衡状態で長期間保持できる装置です。冷却はサーモモジュールによって行われ、槽の温度は 1 mKの精度で 0.01 ℃に制御されます。
・校正前に温度計を予冷する挿入管付
40 年以上の歴史を持つ JARRETT 水の三重点セル
水の三重点セルは、温度計挿入用ウエルを備えたガラス容器で構成されています。三重点の実現は、三つの水の相が共存するようセル上部の水蒸気の下に液相があり、そしてウエルを包むように氷層が形成し、さらにウエルと氷層の間に薄い液相が形成しなければなりません。ジャレット水の三重点セルは米国のNBS(現NIST)で開発されて以来 40 年以上の歴史を持ち、世界の科学・産業分野の高精度温度校正に数多く使用されています。ジャレット水の三重点セルは ITS – 90 の定義定点温度 0.01℃に対して±0.1mKの精度を保証しています。
ジャレット社は 1996 年よりアイソテック社の系列に加わっております。
装置 | 寸法 | 幅 635 ×高さ 910 ×奥行 710 mm |
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質量 | 66 kg(梱包込質量 113 kg) | |
オプショナルグッズ | アイスマントルメーカー他、セルタイプ(サイズ)各種(全 9 モデル) | |
電源電圧/周波数 | 100 ~ 130 V , 50 / 60 Hz 150 W または 208 ~ 240 V , 50 / 60 Hz 150 W |
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使用環境 | 温度 | 18 ~ 28 ℃ |
湿度 | 70 %以下 | |
保管 | 温度 | -30 ~ 55 ℃ |
湿度 | 85 %以下 | |
発注仕様 | ITL – M – 18233 三重点保持槽 A – 11 、B – 11 水の三重点セル (適合するセルホルダが供給できる様、注文書には必ず使用されるセルの寸法仕様を記入して下さい。) |