ガラス製品を製造する際に、ガラス溶融炉でガラスの原料を混ぜ合わせて高温で溶解します。
一般には溶融ガラスの温度管理は白金キャップをセラミックチューブにかぶせ、温度センサーは貴金属熱電対を使用しますが、高温で消耗が激しくまた貴金属熱電対のためランニングコストが掛かります。貴金属熱電対の代わりにファイバー式放射温度計を用いることによりコストの削減が可能になります。
事例紹介
ガラス溶融炉用炉底黒体チューブ付きファイバー温度計(IS50-LO/GL)
- 放射温度計・熱画像
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- 炉
特徴
ガラス溶融炉の炉底に挿入した白金キャップ付セラミックチューブの底面に黒体塗料を塗布して疑似黒体化し、そのスポットからの赤外線をキャッチすることで正確な温度計測を実現しました。またファイバー式のため200℃程度であれば本装置の冷却は不要です。
このシステムを実現する事により大きなコスト削減を提案いたします。
放射温度計 IS50-LO/GL