事例紹介

レーザ加工温度計測用2色式放射温度計(ISR12-LO・IGAR12-LO)

  • 放射温度計・熱画像
  • 産業機械

近年の金属加工では高密度のレーザを照射し、熱エネルギーによって材料を蒸発・融解させ、切断や穴あけ、彫刻などを行う加工方法です。
レーザは光線の強さや照射位置を簡単に調整可能で、大量の加工を均一の品質でスピーディに処理できるのが特徴です。メリットとしてはレーザ加工では機械に図面データを取り込めるため、他の加工方法では難しい、細部への穴あけや複雑な形状の切断なども精密かつ正確な作業が可能です。また刃物を使わないため、ピンポイントの加工にも適しており、バリなども発生しにくいため、後処理の手間もかかりにくくなっています。
このレーザ加工時に発生します温度を当社が販売する放射温度計で計測し、レーザの強度などを調整し効率のいい照射を実現します。

特徴

レーザ加工温度計測用2色式放射温度計では、小型レンズ、ファイバー方式を使用することで、装置への搭載が可能となり、一度計測位置を合わせれば、連続で温度計測が可能となります。この放射温度計は赤外線をピンポイントで計測するため高速応答で正確な温度計測を実現します(ロボット、装置などに搭載)。


放射温度計 ISR12-LO・IGAR12-LO