ごみ焼却設備には様々な方式が有りますが、熱分解ドラム式ガス化溶融炉は、ごみを高温で炭化させ、炭(チャー)とガスに分解、その炭(チャー)と熱分解ガスを燃焼溶融炉でスラグ化する設備です。回転するキルン炉(熱分解ドラム)内でごみは炭化、熱分解ガス化されますが、炉体が回転している為、熱電対で計測した温度信号は、無線システムを用いて取り出しされます。
事例紹介
熱分解ドラム式ガス化溶融炉無線温度測定装置
- 熱電対
- 日常生活
- 炉
特徴
回転体から計測信号を取り出すには旧来より、スリップリングと呼ばれる回転コネクタを用いる方法がありますが、スリップリングでは部品が摩耗する為、定期的な部品交換工事が必要となり、一定期間の炉の停止や、費用も多く必要となります。無線ではバッテリーの取り換え作業のみで、工事が不要となります。近年、バッテリーの寿命も延びており、長期間連続して使用出来るようになり、様々な分野で無線での計測が採用されております。周波数帯についてはご希望の周波数帯を指定下さい。