事例紹介

燃料電池(SOFC)用温度センサ

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地球温暖化対策では、水素は、CO2を排出しない次世代のエネルギーとして期待されています。その水素社会実現のカギのひとつとなる「燃料電池システム」は、水素を使って電気や熱をつくることができる仕組みで、全国各地の気候や家庭ごとのライフサイクルに合わせて、確実に機能する事が求められ、長寿命、低価格、且つ信頼性の高い製品が求められます。

特徴

ご家庭の生活に直結した「燃料電池システム」では長期間の使用にも問題無く機能する、耐久性が求められます。SOFC燃料電池システムは高効率で有る反面、作動温度は700℃と高く、温度センサには厳しい使用環境と成りますが、当社では長期間の使用でも温度特性のドリフトや断線などのトラブルの発生が少ない熱電対(ADthermic®)を開発致しました。また、製造工程では従来手作業で行われていた、シース先端の封じ溶接や、温接点溶接を自動機にて実施し、民生量産品向けにバラツキが少ない安定した品質の製品を供給致しております。

「ADthermic」は山里産業株式会社の登録商標です(登録商標第5982090号)。