事例紹介

蒸気温度監視用PAD付ボイラメタル熱電対

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火力発電所で使用される蒸気温度監視用ボイラメタル熱電対について、従来はシース熱電対とPADが溶接され一体化した製品がボイラチューブに設置されていました。そのためボイラチューブの熱処理、水圧・気密試験など敷設工事完了まで、シース熱電対の養生が必要で取扱に注意が必要でした。
これを脱着PAD構造にすることでこれらの養生が不要となりました。

特徴

ボイラチューブの敷設工事完了後に熱電対を取り付けるので、熱電対を意識せず敷設工事を行うことができます。また熱電対が脱着可能なので再校正を簡単に行うことができます。
脱着PAD構造に変更しても、熱応答、引張強度、指示値は従来の一体型と比較して遜色ありません。


従来式と脱着式温度計の比較試験結果