現地校正
■日本国内初の温度計現地校正の JCSS 認定取得
山里産業標準室は、平成 18 年に計量法に定められる校正事業者登録制度(JCSS)の区分「温度・接触式温度計」で、国内初の現地校正の認定を取得いたしました。これにより、-30℃から1100℃までの温度域で白金抵抗温度計、熱電対及び指示計器付温度計の現地校正のトレーサビリティが確立されました。
現地で使用中の温度計をその場で校正する、いわゆる現地校正の要求は多数あり、そのメリットとして、例えば「温度計の使用停止期間を短くできること、また、配線(又は指示計)の取り外しができない操業現場で温度計、リード線、計測計器をループ状態で校正することにより、従来、温度計と指示計を個別に校正していたためのコスト、手間の削減と計測温度の不確かさの明確化がはかれること」などがあげられます。
認定範囲:-30℃~1100℃
現場のご要望にあわせた認定校正にご利用いただけます。