基礎知識

JCSS校正

JCSS認定シンボル付き校正証明書

JCSS認定シンボルは、計量法第143条及びISO/IEC 17025「試験所及び校正機関の能力に関する一般要求事項」に基づく認定基準に適合する認定事業者にのみ使用が許されるもので、国家標準へのトレーサビリティと校正結果の品質を保証します。
山里産業標準室は、認定基準としてISO/IEC 17025を用い、認定スキームを ISO/IEC 17011 に従って運営されているJCSS(計量法校正事業者登録制度)の下で認定されています。
JCSS を運営している認定機関 IAJapan は、アジア太平洋認定協力機構(APAC)及び国際試験所認定協力機構(ILAC)の相互承認協定(MRA)に加盟しています。

 

認定校正の特長

国家標準とのトレーサビリティが確保された温度計により、プロセス管理・試験・検査などの温度計測ができます。認定シンボルは、マネジメントシステム規格(ISO 9000シリーズ、ISO 14000シリーズなど)における試験器のトレーサビリティ要求、及びIATF 16949等セクター規格における外部校正の認定試験所実施の要求を満たしていることの証です。

温度測定の目的に必要な精度(不確かさ)が、校正品と校正方法に応じて保証されます。