事例紹介

硫黄回収装置用センサ

  • 熱電対
  • 石油化学
  • 高温

石油を精製をする際に、硫黄含有の有毒な酸性ガスを回収し、高純度の硫黄を生成し、硫黄の塊や粒状に成型して製品となります。使用する温度センサは、硫化水素やアンモニアガスや亜硫酸ガスなどの腐食性の強いガスの温度を計測する為、耐食性が高く、高温で処理をする為、耐熱性も求められます。

特徴

高温を計測するためB熱電対が使用されます。耐食性と耐熱性を考慮しセラミック保護管を使用しますが、セラミック保護管の特性上、多孔質の為、高温化では炉内のガスが侵入する可能性が有ります。
セラミック保護管内の雰囲気を窒素に置換する機構を設けることで、腐食性ガスの侵入を防ぎ、長寿命化を実現しています。