事例紹介

LNG貯蔵タンクロールオーバー用センサ

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LNGとは液化天然ガス(Liquefied Natural Gas)の略で、メタンを主成分とした天然ガスを冷却し液化したものです。
天然ガスは約-162℃とうい極低温まで冷却すると液体になり、気体の状態に比べて体積が約600分の1に減り、その状態で輸送・貯蔵します。
貯蔵タンクや周囲の配管の温度を計測するために温度計が使用されます。

特徴

LNG貯蔵タンクロールオーバー用センサは貯蔵タンク内で液化天然ガスが異常気化しないか監視するためのセンサとなります。
貯蔵タンクの高さ方向の温度分布の監視をしており、極低温における精度と安定性が要求されます。

当社では幅広い温度域でJCSSの認定を受けた校正技術により、液体酸素沸点(-182.954℃)、液体窒素沸点(-195.798℃)においてJISクラスAだけでなく、お客様の求める特殊な精度を満足する高精度のセンサを供給いたします。
また特殊多対長尺シースの耐圧防爆認定取得、自社保有の大型高圧タンクでの耐圧試験の対応など、お客様の様々な試験要求においてもご対応させていただきます。