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第2回 固定焦点と可動焦点について

前回、ご紹介したIN5+は測定距離と測定径が一義的に決まっていました。 この方式のレンズは、固定焦点式と呼ばれます。 この光路図の例 (IN5+,Optics300) を示します。

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これに対して、可動焦点式は、任意の測定距離で最適に測定スポット径を絞ることができます。測定対象が小さい場合は、このような可動焦点式が便利です。 140シリーズは、このような用途に合わせた製品です。

IGA140/IS140
IP140/IPE140

この場合は、カメラレンズのようにレンズを前後に移動させて焦点距離を変えます。
レンズを繰り出すと焦点位置は短焦点側に、レンズを押し込むと長焦点側に移動します。

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これを1枚の図に示したものを、以下に示します。
IPE140/MB5 Optics1-PEの例です。
短焦点側が 焦点距離105mmで測定スポット径がφ2.4mm、 長焦点側が 焦点距離155mmで測定スポット径がφ4.1mmです。 この図から、この焦点距離の範囲内で最適に絞れる測定スポット径を知ることができます。

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なお、光ファイバー方式のレンズにも、可動焦点式を用意しています。

IS50-LO+/IGA50-LO+
ISR12-LO/IGAR12-LO

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