基礎知識

世界に通じるトレーサビリティを実現

欧米の国立研究機関の 90 % 以上に納入。世界に通じるアイソテック製品

アイソサーマルテクノロジー社は、1981 年に温度測定ならびに温度センサ校正用機器全般にわたる開発研究を目指して発足。以来新しい技術の投入とたゆまぬ研究開発を積み重ね、英国では英国国立物理研究所(NPL)以外においては「最小の不確かさ(校正誤差範囲)を維持できる包括的能力を持つ温度校正サービスセンター」として国際的に広く知られています。
そして同社の標準温度計や定点標準システム、あるいは比較校正装置は多くの国立研究機関で使用されており、ITS – 90への標準装置等に関しての納入実績は欧米諸国で 90 % 以上になっており、アイソテック製品の品質の高さは、この納入実績が証明しています。

メーカーでもあり、ユーザーでもある。ニーズに応える体制

アイソテック製品は、計量の極限の精度を目指して測定を行う第一次校正機関の要請に基づく技術知識と経験から生み出され、しかもそのすべてが自社工場で製造されています。
さらに同社では機器を製造するばかりでなく、ユーザーとして自社の全製品を温度校正に使用しています。
ですから実際に開発と製造に携わる専門スタッフが、製品の特色や弱点を把握することが可能です。
メーカーでありながらユーザーの立場から製品を見つめるというこの体制が、つねに時代のそしてユーザーのニーズを素早く製品に反映するとともに、世界に通じる高性能を実現しているのです。

英国UKAS(国家認証測定サービス制度)の 認証校正機関-アイソサーマルテクノロジー社

一般に温度校正では、校正値のトレーサビリティと校正証明の整合性が問題になります。
アイソサーマルテクノロジー社は、英国UKAS(国家認証測定サービス制度)の認証校正機関であり、同社の委託校正サービスによる測定値は直接的に英国国立物理研究所(NPL)とトレーサビリティが成立します。
またその測定値と証明書は他のいくつかの国の国立研究所とも法的にトレーサビリティがあります。
これは同社の技術力の高さ、製品の信頼性の高さを証明するもので、アイソテック製品は世界につながるトレーサビリティ体制の確立に大きく寄与します。